K DENTAL CLINIC|緑区/天白区/野並/鳴海/求人/歯科衛生士/歯科助手|桑原 栄樹
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愛知県名古屋市緑区鳴海町杜若7の2 シャルマンシェソワ1階
本日、インプラント学会の出席
先日、三重県津市で行われた、日本インプラント学会に出席してきました。 今、当院の行われているインプラント治療のレベルを知るためだけではなく、 各大学病院や、国立病院の研究発表、また、新しい学説などの情報を勉強するためにも、参加しました。 前回発表された日本インプラント学会の症例や勉強会は、今までのセミナーや講習会とは違った、 各大学病院や医院の実技発表の場である事がよく分かりました。
今まで、インプラントに携わる学会といえば、すぐに『= 海外研修』という枠にとらわれたり、 『有名カリスマ医師の元で、数々の症例、経営を真似る』のが、日本の流行だと勘違いしていました。 事実、私も1993年より、日本を離れ、本格的にアメリカのカリフォルニアに滞在して、ハリウッドスタイルの審美治療について勉強する機会があり、英会話の勉強をしながら国際セミナーに参加したり、 新しい術式のサティフィケイト(修士証)などを貰ったり、 現地の歯科医(ロマリンダ大学の口腔外科助教授Dr.Cliff)と共にインプラント手術のアシストタントをしながら術式や方法を学びました。
やはり、海外で一番の壁は英語でした。どんなに有名な教授や先生が講義をしていても、英語の出来る人と 出来ない人では、全く聴いていて理解力が違います。 当たり前の事ですが、例え通訳が居たとしても、懇親会などで直接話せる機会がある場合に内緒の話が聴けなかったり、会話が弾まないために、なかなか裏話は聞けませんでした。 海外のセミナーも、参加するにはやっぱり、英語力が必須でした。
僕の場合、幸い滞在期間中に現地でルームメイト(日本で言えば、同居人)も 紳士的な外人に恵まれ、日常会話や生活、海外の学校にも、すべて英語だけの生活に慣れる頃と同時に、 一段とインプラント手術の内容を理解していく事が出来る様になっていきました。
また、日本に帰国後、ブローネマルク社のメインインストラクターである、小宮山先生(東京歯科大学・客員教授)のセミナーも日本語で講義を受ける事でさらに理解が深まったのも事実です。 自院でのインプラント手術には欠かせない『手術の基礎レシピ』が沢山あり、 このブローネマルクシステム・インプラント研修会も、現在の『私のインプラント技術の基礎!』と言えるデータで、 この段階で理論を本格的に理解したと言えます。 事実、現在までの手術は『基本に忠実』で、実績に不満はなく少しずつ技術を身につけた感じはありました。
当院に来院されている患者様のオペをより良い形で成功させるために、 あらゆる手段で治療完了までの術式や日程を計画し、実行してくためには、 『医学的根拠に基づく新しい手術の実績が早く知りたい!』と強く思いました。 また、諸先輩または、その専門の分野の先駆者に結果を仰ぐ場であると、 原点に帰って素直に考えてみる事で、この学会があるんだなと気が付きました。
実際に出席すると、自分がまだ出会ってないタイプの患者様の症例や、今後、治療の計画に参考になるケースも多数ありました。 困難な手術にもかかわらず、『事実は、自分の技量にあり!』というような発表の数々でした。
今回の学会は色々な症例、様々な結果、日本インプラント界のフロンティアスピリットを感じました。 それぞれの先生達の経歴も、西ドイツ、アメリカ歯周学会、ヨーロッパオッセオインテグレーション学会会員(EAO)など、 皆さん過去に海外の大学に駐在したり、有名な大学の教授が経験している手術や、 開業医の先駆者達が率先して技術革新に貢献している事が分かりました。
私は『井の中の蛙、大海を知らず』と言う言葉もあるため、海外に行った事もありましたが、 今回の学会で『灯台下暗し』という言葉も、また大切な日本の格言だと、謙虚に実感した一日でした。
日本の先生達、頑張れ! 世界レベルは近い!
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