歯周病とは?
歯を失う最大の原因は歯周病
(歯槽膿漏)
歯は歯槽骨(あごの骨)によって支えられています。お口の中に汚れが溜まるとまず歯茎が炎症を起こし、腫れたり出血したりします。この炎症が続くと、少しずつ歯ぐきが歯から離れていき、このはがれた隙間からさらに歯周病菌が侵入し歯槽骨まで到達すると、歯槽骨を破壊していきます。歯槽骨まで炎症が及ぶと、骨が溶かされ、歯を支えられなくなり、最終的に歯が抜けてしまいます。これらの症状を総称して歯周病と言います。歯周病は虫歯と並び、歯が抜ける要因として最も多い、リスク・実害の高い病気でもあり、ギネスブックにも掲載されるほど感染者数が多く身近な病気です。
手遅れになる前に
少しでも歯茎に異常を感じたら、
早めの受診が必要です。
また、早期発見が可能な
定期検診がおすすめです。
お口の健康を取り戻すのはもちろん、
見た目の美しさも考慮して、
心の健康も取り戻す
お手伝いをいたします。
歯周病の進行
歯周病治療のすすめ方
歯周病治療のすすめ方
歯科医院と患者様との
「二人三脚」による
歯周病治療
歯周病では、歯科医院での治療に加えて、ご自宅でのケアもとても大事です。歯周病を治すため、予防のために、お口の状態に合わせて効果的なブラッシング方法やケア方法を指導いたします。
歯周病の治療では、まず「今どのような状態か」を検査し、治療方法を決定します。基本的には、歯周病の進行を勧める原因となっているプラークと歯石の除去を中心に行います。ご自宅でのブラッシングでは取り除くことのできない歯石を、スケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて除去します。
治療回数は、歯周病の進行段階によって異なり、2、3回の治療で済むケースから、多くの回数の通院が必要になるケースもあります。
お口の徹底的なクリーニングによって歯周組織が改善され、歯周ポケットの深さを2~3mmに維持できれば、お口のメンテナンスに移行します。重度歯周病の場合には、外科治療が必要になる場合もございます。