「根管治療」は
最悪の状態の歯を抜かずに、
自分の歯を守る
最後の砦といえます。
歯の根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填材」等を除去していく歯科の治療法です。精度と技術が問われる治療だからこそ、医院選びが重要です。
当院では、高い成功率を誇る院長による、精密な根幹治療を提供しています。
当院の根管治療の考え方
当院の根管治療の考え方
一度目の根幹治療が、その歯の寿命のカギを握っていると言えます。
だからこそ再発のリスクを考えた上で、高度な技術と豊富な経験を持つ医師が、丁寧に精密に、ご自身の歯を長期的に残すための治療をいたします。患者さまには治療開始時に治療計画をお渡しし、計画通りに治療を進めてまいります。
根幹治療は従来は長い期間と何回も通院する必要があるために、途中で治療を中断されたご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?当院では、口腔内カメラとモニターを用い、ご自身でも治療・治癒していく様子をリアルタイムで確認できるため、ご自身の大切な歯への関心を高め、ご納得いただきながら治療を進めてまいります。歯科医師、歯科衛生士、患者さまとチームになって一緒に治療を進めていくことで、通院を楽しみにされる方も多くいらっしゃいます。完治まで一緒に頑張りましょう。
歯の根の本数、歯の形、その歯が細菌感染しているのか、どの根が感染しているのか、そしてその歯が「治療してよくなるかどうか」を問診・診断で見極めます。
再治療、再根管治療の場合、歯に与えるダメージは大きく、治療をすることで歯が長く持つのか、適用にならないのかの診断を重要視します。あくまで歯を残して噛んでもらうという状態に治療するという目的が根底にあります。
根幹治療(歯内療法)
CrSetまで
(計6~8回の通院です)
歯の神経を取った後に根の長さを測る(歯内療法の成否を握る重要な処置であるが、なかなか難しい作業)。歯の神経を取った部分を広げて清掃と消毒を行う。
根の中に薬を入れ、場合によっては2、3回消毒を繰り返します。
歯の神経を取った後を薬剤等で密封する。
歯の補強のため、コア(芯)を入れる。
歯をかぶせる形に削り、仮歯をかぶせる。
歯型を取る。
完成した冠をかぶせる。
根管治療のトラブル
根管治療のトラブル
- 根の治療をしているが、数カ月しても一向に終わらない
- 根の治療をしているが、治らないから抜歯と言われた
- 神経を抜いたのに少し硬いものを噛んだとき痛い
- 数年前に神経を取った歯が最近痛い
- 歯の根の治療後、歯茎が腫れてきた・膿んできた
- 体調が悪いと、神経を取った歯で咬めない
- 歯根のう胞が出来ていると言われ手術を勧められた
これらの症状は、
根管治療でよく生じる
トラブルです。
根管治療は
初回の治療が非常に重要です。
2回目以降の根管治療である再根管治療が必要なケースは、大抵、根管治療後にまだ根管に感染が残っていて、根の先に膿などの病巣を持っている場合が多いのです。 再根管治療になってしまうと、初回の治療とは異なり、すでに複雑な根管内の奥深くに細菌が入り込んでいるため、細菌を完全に除去できず、 必然的に初回の根管治療より、2回目以降の根管治療である再根管治療の成功率は下がってしまいます。 また、抜歯や、外科手術が必要になるケースも多いのが現実です。
上手な歯の神経治療(根管治療)とは?
歯の強度を保つために
削りすぎない、
しかし根の先には、ぴったりと
蓋がしまっている。
このような根管治療をしようと思えば、歯科用CTでしっかりと確認する必要があります。
当院では、3回目の根管充填の治療の際にCTで撮影して患者様にお見せし、根の治療が完成していることをご確認いただいています。
当院では、3回目の根管充填の治療の際にCTで撮影して患者様にお見せし、根の治療が完成していることをご確認いただいています。
次の項目をしっかりと
満たしていることが大切です。
- 根先確認…歯の根の形は個人差があり曲がりくねっていますので診断をしっかり行うこと。
- 抜髄…根の先までしっかり歯髄組織を取り除くこと
- 根管形成…人工物を詰めやすい形に広げると共に、歯が弱くならないように削りすぎないこと
- 根管の中の細菌をできるだけ除菌してある事
- 根管充填…根の先にある根先孔を塞ぐと共に、歯髄が存在していた空洞を完全に閉鎖すること